第30話:出窓

初夏の陽気が続いたかと思えば、近頃は寒い日々が続いてます。
常盤坂の家では前回までバタバタと壁や屋根を解体していたので、
廃材が溜まり後片付けに追われていました。
もう一日、繁工務店の西村さんに来て頂き、トラックを借りて
屋根や壁の剥がしたトタンをリサイクルに持って いきました。

▲家の前のナナカマドの葉も緑が濃くなってきました。

黒田リサイクルでは鉄クズなどを買い取ってくれます。
建築材料の中でも、木や鉄はしっかり分別しておけば資源として
再利用できるのです。 新建材などではそうはいきません。

▲デカイ爪で車もヒネリ潰されていました。

トラック一台の鉄クズがお金になりました。貴重な収入です!
このお金がまた常盤坂の家のリノベーションに当てられます。

▲鉄は7円/キロで買い取ってくれました。

つづいて、1階坪庭に面する出窓を直します。
本当はこちらの出窓は、壊してサッシを入れ直接坪庭に出れる
ようにしたかったのですが、、、予算オーバー状態なので断念。

▲出窓は再利用することに。

上の写真の右側には戸袋が付いていたのですが、傷みが激しく
切り離しました。 西村さんには小屋根を付けてもらいます。

▲鴨居の中たるみもジャッキで上げた状態で直します。
▲野地板も積極的に再利用します。

そして、大工さんの応援も終了し、また一人工事を進めていきます。
小屋根にルーフィングシートを貼り、上の壁に通気胴縁をながし、
耐火ボードを貼っていきます。 外壁はガルバリウム鋼板葺きになる
ので、ボード下の通気層で壁中の湿気を逃がす。

▲足場の上、一人でのボード張りは中々キツい。
▲ボードの上に更に、防水シートを張る。

今年の大雪で板金屋さんは屋根の修理などで大忙しのよう。
小屋根を葺きに嶋崎板金さんが登場。小屋根は継目無く一枚で
お願いしました。軒先などは捨て板を仕込みそれに絡めています。
見えない所に手間を掛けます。さすがに継目が無いとキレイです。

▲右上にも朝日を取り込む為のガラスブロックが入ります。

ついでに上の屋根の破風の包みも付けて行ってもらいます。

▲嶋崎さんトレードマークのピンクのニッカは廃盤になったとか。

破風の下端に付けているのが捨て板。

▲棟の通気部分。破風の下端には壁の通気の出口がある。
▲ そして、破風の板金で捨て板を掴む。

小屋根の上も通気層の入り口を取り、耐火ボードを張り納める。

▲ガラスブロックも仮で置いてみる。

出窓の下はもともと地袋になっていた。こちらも傷み取り除く。

▲白い袋の中は全部、石が入っている。
▲解体してみると、やっぱりサッシに入替えたい。我慢、我慢。

出窓の迫り出している窓台も、ガラスの重みで中たるみ している。

▲2間も幅があれば、垂れて当然の作り。

ここには、道路側の格子戸の下のように幕板を梁代りに入れて
水平に戻す。不慣れなノミも使いなんとか納まった。

▲少し真ん中が盛り過ぎたくらいで直った。

これでひとまず、外壁の下地まで終わったことになる。
当初は、自分でこの上に剥がしたトタンを貼り、その上にさらに
解体した野地板を下見板のように張る予定だったが、、、自分の
時間がなくなってきたので、嶋崎さんに一発で納めてもらう事に。

さて、今度はまた内部作業に入ります。

つづく。