雪ニモマケズ、蟻ニモマケズ、、、
ソウイウモノニワタシハナリタイ。
![DSC07920](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/02/DSC07920-360x270.jpg)
12日の積雪で函館は79センチという記録的な積雪になっている。
雪の影響でドアが開かなくなったり、落雪が危険だったり、影響も
いろいろと出てくる。先日も、坪庭には裏の家の屋根の雪が一気に
轟音とともに落ちてきたり、危険な日々が続いている。
![DSC08003](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/02/DSC08003-208x278.jpg)
そろそろ、坪庭も雪掻きをしないとガラスまで割れてしまう。
![DSC08011](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/02/DSC08011-208x278.jpg)
そして、蟻の駆除材も凍結しないよう梱包され現場に届いた。
まずは、サンプルとして飼っている蟻に 効き目をテストする。
0度を下回ると、蟻は半分仮死状態にななっているので、
見た目では死んでいるが、ストーブで暖めるとムクムクと
起き上がり動き出す。そこへ少量の液を垂らしてみると、
![DSC07967](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/02/DSC07967-360x270.jpg)
すぐに動けなくなり、ひっくり返った。即効性もあるよう。
![DSC07969](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/02/DSC07969-360x270.jpg)
効き目も確認し、残した古い土台に深さ10センチの小さな穴を
等間隔で開けていく。
![DSC07975](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/02/DSC07975-360x270.jpg)
下の写真のような染み出し方の部分は、空洞になっていて蟻道に
なっていた可能性がある部分。こちらも入念に注入。
![DSC07979](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/02/DSC07979-360x270.jpg)
土台と共に、柱の付け根、外壁の下地にも注入し、土台の周りの
基礎には散布していく。新しい土台にも敷き納めた後に塗布する。
![DSC07983](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/02/DSC07983-360x270.jpg)
ひとまずは、これで何とか食い止める事ができる。
あとは、土台が湿気ないような環境を作っていく事が大事になる。
そして腐れの入った土台はどんどん薪として炊いていた。
表面だけ腐った物は、その部分だけ切り落とし製材してまた使う。
![DSC07950](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/02/DSC07950-360x270.jpg)
内部まで腐れが入ったものは使えないが、ただ薪にするのも
もったいないので、もうちょっと頑張ってもらう事に。
下の写真は、それこそ蟻掛けという扇型の仕口をもった土台。
こちらを、同じ長さで切り揃える。
![DSC07957](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/02/DSC07957-360x270.jpg)
用意するのは、薪にする腐った土台、ボロボロの亜鉛鉄板、
解体材から抜いた錆び付いた釘。
![DSC07942](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/02/DSC07942-360x270.jpg)
ジャーン!薪スツールを作ってみました。
![DSC07960](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/02/DSC07960-360x270.jpg)
木は家を作る資源であり、暖をとる燃料であり、何にでもその姿を
変えます。ただ薪として待っている薪も束にするとスツールになる。
ちょうど、来客も増えていたので、これでみんなで薪ストーブも
囲めて一石二鳥! せっかくの土台を切るのをタメラっていたが、
心置きなく切れるようになりました。 腐っても木は素晴らしい!
![DSC07961](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/02/DSC07961-360x270.jpg)
さぁて、遊んでいる場合ではありません。
ひとり壁等の解体を進めていきます。
雪ニモマケズ/蟻ニモマケズ つづきます。