第40話:電気・給排水工事

ひと雨降る度に、秋に近づいている函館。
常盤坂の街路樹、ナナカマドの葉も少し色付き始めました。

そんな常盤坂の家に、ひとりの大工さんが手伝いに来てくれた。
このブログを見て、以前に訪ねて来てくれていた北川さん。
ちょうど仕事の手が空いたと、手伝ってくださった。

▲口の中に釘を忍ばせながら釘打ちする北川さん。

ここぞとばかりに、ひとりでは難しい梁の補強を一緒に行なった。

▲梁の厚みが無く捻れていた梁のクセをノミで取る。

棟木を受ける梁の補強に新たに一枚抱き合わせ、合せ梁とする。

▲久しぶりに真新しい木材を使った。。。
▲ジョイテクトという強力なビスで縫い合わせる。

続いて、棟木の反対側を受ける梁も補強する。

▲梁の厚み1寸2分。よくバランスを保っていたと感心する。

こちらは、両側から板で挟み縫い付ける挟み梁として補強する。

▲最終的に構造用合板を両側から打ち、大きな三角形の合成梁になる。

北川さんのお陰で大仕事がアッという間に終わりました。

次の暑い日、替地さんが床下の電気配線に来てくれました。

▲暑い日はこうして裾をまくり上げる気持ちが良く分かった。

床下の配線を終え、外のテレビのアンテナを取り付ける。
このアンテナは先日引っ越したお隣りの中村さんに頂いたもの。

▲向こうに見える函館山の頂上にある電波塔にアンテナを向ける。

さらに次の日、ファイヤピットの大石さんが、2階床下の配管に
来てくれた。 常盤坂の家では1階が事務所、2階に住居部分を
すべて上げたので、キッチン・トイレ・風呂・UTなどの水回りを
2階に新たに作らなければならない。

▲こちらの細長いお風呂の配管部分が難しいところ。
▲ピンクがお湯、青が水の架橋ポリエチレンによる配管。

床と天井のわずかな隙間を縫って見事に配管していく大石氏。

▲勾配も余裕!と言いながらどんどん配管していく。

その間、壁の下地を組んでいく私。

▲こちらの通し貫は効きが緩いので撤去する。

外壁下地の垂木を残し、柱の外面にタイベックを中から張る。

▲巧妙に張ったタイベックの外が外壁の通気層になる。

タイベックの内側に間柱を建てていく。

▲こちらの間柱は古材のヒバの敷居を再利用。
▲大石さんによる床下の給排水工事が終了。

今回、常盤坂の家のお風呂は作り風呂に挑戦する。作り風呂と
言っても床壁天井だけで、そこにポリバスを置く形式になる。
防水を巻き、床には実験的に天然石を張る予定。

▲断熱材の受けを打ち、ミラフォームを落し込む。

断熱材の上に防湿フィルムを敷き、厚物の構造用合板を張る。

▲24ミリの厚い合板等の専用ビス。ピッチは100に。

通常、2階のお風呂の床などは構造上欠点になりやすい所だが、
今回はしっかり剛床になるように計画。

▲火打も追加し、下地も強力に組んでいるのでひと安心の床。

さらに剛床になった上に、12ミリの耐水合板を張る。

▲右の排水トラップの所が洗い場、天窓の下がバスタブ。

これで、ほぼ床の下張りが終わり、壁の段取りに進んでいく。

と、ここで常盤坂の家まさかの急展開!!!

正面の外壁は直す予算もなく、今回は出来ないはずだったのだが!
お風呂の防水をお願いしていた、昔から大変お世話になっている
伊藤防水の社長さまが塗り替えてくださる事に。

▲あれよあれよと足場が掛けられていく。

ひぇ〜!!!
本当に多くの人に支えられている常盤坂の家と私。

つづく。。。