気がつけば、早いもので10月も第1週目が過ぎていました。。。
常盤坂の家、とてもとても難航しております(汗)
家型の壁・天井という外枠が出来たら、次は間柱を建て間仕切り
を組みます。 間仕切りも当然、家型。これが素人には難しい。
![DSC04464](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC044642-360x269.jpg)
お風呂の間仕切りは特に気密が要求されるので、下地を打つ前に
両面の防水テープを張ってから、壁に下地を打ち付けます。
![DSC04465](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC04465-360x269.jpg)
![DSC04504](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC04504-360x269.jpg)
浴室と寝室の間仕切りは、浴室からの天窓の光りを寝室にも
取り込む為、大きな開口部をつくる。
![DSC04527](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC04527-360x269.jpg)
明かり取りは、光りを切り取るように少しエッジを効かせる。
和室に付いていた本長押を再利用し、開口部の枠下地に使う。
![DSC04531](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC04531-360x269.jpg)
![DSC04536](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC04536-360x269.jpg)
![DSC04537](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC04537-360x269.jpg)
そして次の日、常盤坂の家には再び助っ人が来てくれました。
![DSC04542](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC04542-360x269.jpg)
内装の得意な岩本先生には、家型と寄せ棟の境野になる間仕切りの
構造用合板を張ってもらいました。
![DSC04543](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC04543-360x269.jpg)
家型部分は狭い場所で、勾配や障害物があり一発で形を合わせて
張るのはとても難しい場所だったのですが、さすが岩本先生!
難易度の高い場所を上手く張っていただきました。
![DSC04550](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC04550-360x269.jpg)
岩本先生、遅くまでお付き合い頂きありがとうございました!
お陰様で家型と寄せ棟部分が間仕切られ、その屋根の形で2階に
性格の異なる2つの空間が生み出しました。
![DSC04582](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC04582-360x269.jpg)
そしていよいよ、浴室の下地組みも終え間仕切っていきます。
構造用合板で壁を固めていき、捨てコーキングを打ちます。
![DSC04570](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC04570-360x269.jpg)
構造用合板で固めた上に、耐水合板を重ね張りしていきます。
浴室はこの上にウレタン防水を巻きます。
![DSC04579](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC04579-360x269.jpg)
反対側の天窓の下が浴槽になります。とても天井が低いので
天窓の真ん中で丁度、頭が窓下にハマるようになっています。
![DSC04599](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC045991-208x278.jpg)
あとは給水管を壁出しすれば、残りを張り防水下地になる。
寝室側の光りを切り取る窓は、エッジを効かせるのに切り口も
少しだけ斜めにして張る。勾配は約3.3分勾配。
![DSC04586](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC04586-360x269.jpg)
そして、岩本先生に張ってもらった手前の壁を張っていく。
![DSC04588](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC04588-360x269.jpg)
![DSC04594](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC04594-360x269.jpg)
そして、なんとか家型部分の合板を張り終え間仕切りが完成。
![DSC04600](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC04600-360x269.jpg)
天井の高い寄せ棟部分と、天井の低い家型部分の間にトンネル状の
通路を挟む事で、寄せ棟の高い天井は強調され、家型の低い天井は
緩和される。パブリックとプライベートの緩衝空間になる。
茶室で言えば露地のような、こうした気持ちを切り替える為の
緩衝空間は設計する上でとても意識するところ。
![DSC04606](http://togashimasayuki.info/wp-content/uploads/2012/10/DSC04606-360x269.jpg)
さて、ステージはいよいよ大場、寄せ棟へと移ります。
つづく。。。