初夏の陽気が続いたかと思えば、近頃は寒い日々が続いてます。
常盤坂の家では前回までバタバタと壁や屋根を解体していたので、
廃材が溜まり後片付けに追われていました。
もう一日、繁工務店の西村さんに来て頂き、トラックを借りて
屋根や壁の剥がしたトタンをリサイクルに持って いきました。
黒田リサイクルでは鉄クズなどを買い取ってくれます。
建築材料の中でも、木や鉄はしっかり分別しておけば資源として
再利用できるのです。 新建材などではそうはいきません。
トラック一台の鉄クズがお金になりました。貴重な収入です!
このお金がまた常盤坂の家のリノベーションに当てられます。
つづいて、1階坪庭に面する出窓を直します。
本当はこちらの出窓は、壊してサッシを入れ直接坪庭に出れる
ようにしたかったのですが、、、予算オーバー状態なので断念。
上の写真の右側には戸袋が付いていたのですが、傷みが激しく
切り離しました。 西村さんには小屋根を付けてもらいます。
そして、大工さんの応援も終了し、また一人工事を進めていきます。
小屋根にルーフィングシートを貼り、上の壁に通気胴縁をながし、
耐火ボードを貼っていきます。 外壁はガルバリウム鋼板葺きになる
ので、ボード下の通気層で壁中の湿気を逃がす。
今年の大雪で板金屋さんは屋根の修理などで大忙しのよう。
小屋根を葺きに嶋崎板金さんが登場。小屋根は継目無く一枚で
お願いしました。軒先などは捨て板を仕込みそれに絡めています。
見えない所に手間を掛けます。さすがに継目が無いとキレイです。
ついでに上の屋根の破風の包みも付けて行ってもらいます。
破風の下端に付けているのが捨て板。
小屋根の上も通気層の入り口を取り、耐火ボードを張り納める。
出窓の下はもともと地袋になっていた。こちらも傷み取り除く。
出窓の迫り出している窓台も、ガラスの重みで中たるみ している。
ここには、道路側の格子戸の下のように幕板を梁代りに入れて
水平に戻す。不慣れなノミも使いなんとか納まった。
これでひとまず、外壁の下地まで終わったことになる。
当初は、自分でこの上に剥がしたトタンを貼り、その上にさらに
解体した野地板を下見板のように張る予定だったが、、、自分の
時間がなくなってきたので、嶋崎さんに一発で納めてもらう事に。
さて、今度はまた内部作業に入ります。
つづく。