この度「函館YWCA会館」は『国の登録有形文化財』になることが決まりました。この建物は当時、豪商3代目渡辺熊四郎によって開発され文化村と言われたみどり町通りに大正15年〜昭和3年に住宅として建てられ、昭和25年から函館YWCA会館として活用されてきました。文化村は一区画300坪で分譲され、前庭を設け外観は和洋折衷、屋根は緑色、洋風の応接間を設けるという条件が付けられ、当時の様子を残す貴重な建物です。その登録を記念し10月2日に一般公開を行いました。私も昨年からヘリテージマネージャーとして登録へ向け調査や所見などで協力させていただき、夏には外観のリニューアルにも協力させていただきました。その資料などをまとめパネル展を行いました。多くの方にお越しいただき、それぞれの会館に対する想い出などお聞きできて良かったです。