常盤坂の家の下屋裏から出てきたコレクションの一部をお送りします。
先日、1階の水回りがあった部分の天井を剥がしていたら、何やら
下屋裏に いろんな物が乗っかっていたのを発見しましたが、その上、
2階の階段を上った、横の窓の下の壁が何やら怪しかったのです。
この窓の下の壁の向こうが、下屋裏に当たる部分。
(ちなみに右の板が階段に倒れて、アルターナに続く道が出来る。)
なんと、この窓の下の壁が開くようになっていたのです。
このシチュエーション、まさか、小判でも出てくるのではないか、、、
そんな甘い思いを抱きながら、ワクワクしながら中を覗くと、
いかにも小判でも入っていそうな出で立ち。が、そのわりに軽い!
開けてみると、フタの無い木箱が。もう盗まれた後か!?
木箱を退けると、、、本当に甘い考えだったと、、、逆に驚く!
こちらも老舗菓子舗のようですが、木箱の中には何が入っていたのか、
とても気になります。小判ではないことは確か。
さて、木箱のフタばかりが更に続きます。
いやいや、松魚と書いてカツオと読むようです。そう、鰹節です。
切絵が貼ってある。グラフィックとしても、斬新だったのではないかな。
大川福造さま!こちら、常盤坂の家の初代であり建て主さまのお名前。
驚きました 。とても嬉しい初対面です。この家を売ってくれた、
おばあちゃんの、おじいちゃんにあたる方です。
下屋裏から、常盤坂の家をずっと見守っていたのでしょう。
こちらは是非とも、売り主さんにお渡ししたいですね〜。
沢山の木箱のフタがありましたが、捨てられない気持ちとても分かります。
その他、大小様々な木が沢山出てきました。有効利用を考えます。
更に、他の場所からは、、、
ひとまず小判は出ず、このようなコレクションが出てきました。
常盤坂の家が過ごしてきた時代背景が、リアルに伝わってきます。
ひとつひとつ、手を止め、想いを巡らします。
雪も降ってきて気は焦りますが、こうして常盤坂の家に向き合う時間が
今はとても大事に思えています。
つづく