すっかり秋らしくなり肌寒くなってきた常盤坂の家では、
今日は久々に薪ストーブ(今は焼却炉)に火を入れました。
過ぎれば短かった夏も終わり、もう冬は間近に迫ってます。
内部では、2階の床下地がキマり壁、天井と進んで行きます。
常盤坂の家の2階は道路側の寄棟屋根(4方流れの形)部分と、
裏の坪庭側の切妻屋根(いわゆる三角形の家型)部分という
2ブロックに分けられ、家型の方が寝室やトイレ・風呂等の
プライベートなスペースになり、こちらから内部を作ります。
壁の下地が終わり、まずは古材による窓枠の取り付け。
樹脂のサッシ枠は、木との相性が悪くあまり見せたくないので、
樹脂枠を隠すように古材で木枠 をまわす。
古材は青森ヒバ。煤けていて、新しい材料にない味わいがある。
なんとか窓枠を納め、壁に断熱材を入れていく。
断熱材の上に防湿フィルムを張り、縁にはしっかり気密テープを
貼ってから、壁に構造用合板を張っていく。
ここまで長いのに張るのはアッという間。 下手なりに張り終える。
続いていよいよ天井。屋根たる木が思いのほかスパンが飛んで
いるので、たる木の下に更にたる木を抱かせて補強しつつ、
断熱の厚みも稼ぎ、家型の屋根なりに断熱材を入れてゆきます。
これで、家型の天井の下地まで完了。すこし形が見えてきました。
しかし季節の移ろいは待ってくれません。先を急がねば。
つづく。