ひと雨降る度に、秋に近づいている函館。
常盤坂の街路樹、ナナカマドの葉も少し色付き始めました。
そんな常盤坂の家に、ひとりの大工さんが手伝いに来てくれた。
このブログを見て、以前に訪ねて来てくれていた北川さん。
ちょうど仕事の手が空いたと、手伝ってくださった。
ここぞとばかりに、ひとりでは難しい梁の補強を一緒に行なった。
棟木を受ける梁の補強に新たに一枚抱き合わせ、合せ梁とする。
続いて、棟木の反対側を受ける梁も補強する。
こちらは、両側から板で挟み縫い付ける挟み梁として補強する。
北川さんのお陰で大仕事がアッという間に終わりました。
次の暑い日、替地さんが床下の電気配線に来てくれました。
床下の配線を終え、外のテレビのアンテナを取り付ける。
このアンテナは先日引っ越したお隣りの中村さんに頂いたもの。
さらに次の日、ファイヤピットの大石さんが、2階床下の配管に
来てくれた。 常盤坂の家では1階が事務所、2階に住居部分を
すべて上げたので、キッチン・トイレ・風呂・UTなどの水回りを
2階に新たに作らなければならない。
床と天井のわずかな隙間を縫って見事に配管していく大石氏。
その間、壁の下地を組んでいく私。
外壁下地の垂木を残し、柱の外面にタイベックを中から張る。
タイベックの内側に間柱を建てていく。
今回、常盤坂の家のお風呂は作り風呂に挑戦する。作り風呂と
言っても床壁天井だけで、そこにポリバスを置く形式になる。
防水を巻き、床には実験的に天然石を張る予定。
断熱材の上に防湿フィルムを敷き、厚物の構造用合板を張る。
通常、2階のお風呂の床などは構造上欠点になりやすい所だが、
今回はしっかり剛床になるように計画。
さらに剛床になった上に、12ミリの耐水合板を張る。
これで、ほぼ床の下張りが終わり、壁の段取りに進んでいく。
と、ここで常盤坂の家まさかの急展開!!!
正面の外壁は直す予算もなく、今回は出来ないはずだったのだが!
お風呂の防水をお願いしていた、昔から大変お世話になっている
伊藤防水の社長さまが塗り替えてくださる事に。
ひぇ〜!!!
本当に多くの人に支えられている常盤坂の家と私。
つづく。。。