7月は現場に夜の設計作業と、身体に無理をし過ぎてしまい
後半は夏風邪でダウンし、現場作業は少し抑えておりました。
ダウンする前にファイヤピットの大石さんがトイレの床下の
給排水工事に来てくれました。ようやく大石さんの出番です。
その間、1階の押入の上の、もともと天井裏になっていて使われ
ていなかった”勿体無いスペース”を、大収納スペースにする為に
鴨居に合わせて下地を組み、その上下を構造用合板を挟む事で、
サンドイッチパネルにして薄い大収納の床を組んだ。
そして夏風邪から復活。トイレは段取り中の為少し置いといて、
体調を崩したお陰でさらに工程も切迫してきたので、先に2階
住居スペースに取りかかりました。まずは大掃除。
2階は床の構造補強から進めます。作業スペース等も必要なので
廊下から手前の床を作ってから、奥の床をやる段取りになります。
まずは押入部分と廊下を解体します。
こちらのヒバの板も、もちろん再利用していきます。
解体を終え、1階天井上のホコリやネズミのフンなどを掃除機で
しっかり吸い取り綺麗にしてゆきます。
現在の床の根太だけでは剛床としては下地が荒いので、根太の横
に小根太受けを打ち、根太と直行方向に小根太を掛けてゆきます。
床の下地の補強が終わったら、ようやく1階の天井の復旧へ。
以前、土台の入れ替えや柱の根継ぎをする時に、 梁にジャッキ
を掛けて建物を上げるのに、あちこちの天井を剥がしていた。
天井の作業と言っても、床の無い状態の2階から下向きに作業する。
板を留めたら、楔で重なりの部分の天井板を押さえる。
やはり、横から眺めると稲子に見える。
続いて玄関の天井を復元。こちらは周りの壁を耐力壁にしたので
天井の周りにある廻り縁も、寸法が変わってくるので更に大変。
なんとか元の廻り縁を丸ノコで裂いて厚みを調整する。
なぜか玄関の天井だけは稲子はついていなかった。
なんとか無事に天井の復元ができました。
得意ではあるが、さすがに細かい作業でした。
そして、ちょっと前の写真になりますが、8月1日の函館港の
花火大会。常盤坂の家から見えるだろうと思っていた花火。
やはり、2階の奥の部屋から綺麗に眺めることができました!
自宅から花火が見えるなんて、、、なんて贅沢なんだ。
さて、北海道の短い夏はそろそろ終わりが近づいてきました。
スピード上げて頑張ります!
つづく。