第32話:断熱工事

ここ最近、低気圧や台風やらで青空の見れない日々が
続いておりましたが、本日は久しぶりに晴れました。
ついに夏至も過ぎ、陽が長くなったので常盤坂の家では
少しでも進める為、先週から夜の残業も行なっています。
函館農材の田中さんに要らなくなったサンプルの レンガを
頂いたので、玄関に仮に敷き詰めました。
そして、囲炉裏を解体したレンガのカップボードも移動。

▲いろんなサンプルのレンガ敷きも面白い。

さて、これから外壁に中から透湿防水シートを貼って行きます。

▲下地に合わせてキレイに貼るのに一苦労。

横貫の裏にシートを滑らせ、外壁の垂木なりに隙間ができないよう
慎重に貼り、淵は気密テープで目張りし、隙間風も防ぎます。

▲カップボードも移動し、スッキリしたラウンジ。

そして、シートの上に改めて、内部壁の下地を組みます。

▲この下地組にはかなり手こずりました。

そして、断熱材を入れ防湿フィルムを張り、さらに淵を目張り。
こうする事で、気密性を上げ、暖気が壁に入らないようにし、
入った湿気は外に逃げるようになります。

▲ん〜とても暖かそうになりました。
▲坪庭側にも断熱材を入れていきます。

続いて東側の壁にも横貫の上にカラ松の垂木下地を組みます。

▲このカラマツも三上製材さんの自然乾燥のもの。
▲壁の厚みを調整するのに全て裏を取ります。
▲下地も木を組む事でとても屈強な骨組みになります。

こちらにも断熱材を入れ、防湿フィルムを張ります。
ナナカマドの道路側は、構造用合板を貼っていきます。

▲壁が少しづつできてきました。
▲綺麗にパック詰めされた断熱材は暖かそう。

日中は音の出る下地や壁を張り、夜はひっそり断熱材を入れと
そんな日々が続きました。

つづく。